●ワインシリーズ(448/0・448/7・448/97)テイスティングセット【Nさん】女性
ワインとグラスの相性
仕事上、ワインをサービスする立場にいる私としては、テーブルコーディネートも重要な仕事の一つである。
最も重要なのは、グラスを含めた食器類達がそこにワインというものと一緒にテーブルに乗った場合のバランスを考えなくてはならない。デザイン性や色彩といった物で知らず知らずのうちにお客様にセンスを見抜かれてしまうこともあるからだ。
今までのリーデルのソムリエやヴィノムは確かに素晴らしい製品であることには間違いない。
さまざまなセパージュに合わせたグラスでサービスすることではそれなりにお客様には好評だったに違いない。確かに味も広がりをみせるので当然美味しくなる。
しかし、これらには何か今まで物足りないものがあった。
コストパフォーマンス面とデザイン性である。確かに世界の一流ブランドのリーデルのクリスタルは素晴らしい。しかし決定的な弱点があった。
一つはまず、ハンドメイドを重視しているせいか脚とボールの繋ぎが非常にもろかったこと。マシンウォッシュには当然耐えられないので業務上の手間がかかりすぎること。これでは破損の多い飲食店での使用には不向きである。
もう一つは、見る人が見ればちゃんと分かるのだが、あまりにもシンプルすぎるデザインで、見た目重視の人達にとってはそそられないところだ。
ワインシリーズはみごとにその点をクリアしつつ、コストパフォーマンスも非常に高い点が評価されるべきだと思う。
機能的にも従来のクリスタル製のものと大差ない点でも本当によくできた製品だと思われる。
グラス自体の透明度も高いのでワインの色が本当にあざやかだ。
やはりソーダガラス製の良さはこれにつきると思う。色が微妙なブルゴーニュをこれだけ大きなグラスでサービスすることが出来れば本当にワインの持ち味も生きてくるだろう。飲み口もとても丈夫だが薄くつくられているのでワインの味がダイレクトに力強く伝わってくるのには感激した。1ヶ月の間、仕事を忘れて充分ワインを楽しめた。
プライベートでもたくさんのメーカーのグラスをコレクションしてはいるが、やはり世界のリーデル。まさに「ブラボー」なグラスであった。
この感激は是非大勢のワインファンに味わっていただきたいし、リーデルのグラスは「高い」という認識はもう古いのだと実感した今回のモニターであった。 |
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