05/08/31 店長:中村

夏休みに訪れた科学館で液体窒素を使った実験を行っていました。液体窒素といえばマイナス200度の液体、テレビで薔薇の花がガラスみたいに砕けたり、バナナで釘を打つ映像を見た人もおられるかと思いますが、この液体窒素にしばらく浸けるだけで簡単に出来てしまうのです。
ボンベから液体窒素を大きいビーカーへ移し替えると、煮えたぎる熱湯の様に泡がブクブク出ています。そこに講師がいきなり手(手のひらが浸るぐらい)を入れたのです。信じられない光景に参加者達(特に私)は全員ビックリ!何でもドライアイスを持つのと同じで、一瞬なら問題ないとのことでした。
「触ってみたい人!」
一生に一度あるか無いかのチャンスだったので「はい!」と手を挙げ、触らせて頂きました。
マイナス200度の液体窒素からみると、人間の手はプラス236度の高温。手に触れた途端、窒素ガスの膜が出来て、ビー玉が転がるように流れるので手は全く濡れないのです。
最後に液体窒素に浸けた葉っぱをポテトチップの様にパリパリ砕いたり、液体酸素やドライアイスを作ったりと、面白い体験をしてきました。

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