04/02/08 店長・中村

炭づくり体験教室

バーベキューや水の浄化などにも使われる木炭や竹炭。
木炭は木から出来ているのは知ってても、木をどうすれば「灰」にしないで「炭」に出来るかご存知ですか?

実は先日、新聞に「炭作り体験教室」の参加者募集記事があったので応募をしてみたら、数日後に「当選」のハガキが来たのです。

快晴の日曜日にハガキに書かれた場所(狭山湖の近く)に行くと、さぞかし子供達が多いのかと思いきや、大人達の姿が目立つのには驚きました。
早速、「灰」と「炭」の違いについて講議を受け、実際に割り箸を使って簡単に「炭作り」の実験を行いました。
通常、火の上に割り箸を乗せると、炎を出して燃えてしまい、ついには「灰」となりますよね。
でも割り箸をアルミホイルに包み、蒸気が抜けられる小さな穴を開けてから火の上に乗せると、割り箸に含まれる水分が蒸発して、穴から白い水蒸気を含んだ煙が出てきて、さらに火の上で熱すること約5分、煙が白から青っぽく変化をするのです。(本当に青っぽくなるんです!)
煙が出なくなったら割り箸「炭」の完成!
(体験教室では、この割り箸で作った「炭」と画用紙を持って、木炭画を書きましたが、もちろん燃やしてもOKです)

要するに直接炎に触れさせないで、高温で水分を蒸発させて炭素化すれば「炭」になる訳で、お茶缶のフタに穴を空けて、松ぼっくりやミカンの炭を作っている方達もいました。
(ミカンの場合は水分が多いので、炭になるまで時間がかかりましたが...)

話しによると「ハス」や「ヤングコーン」を炭にしてディスプレイすると面白いよ!との事なので、今度ガスコンロでチャレンジしてみたいと思います。

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